家族葬のメリット・デメリットを整理しよう

家族葬のメリット・デメリットを整理しよう

家族葬のメリット・デメリットを整理しよう

家族葬にしようかどうか迷っている方は、一度、メリットとデメリットを並べて整理してみましょう。メリットとデメリットを比較することで、家族葬について検討しやすくなると思います。

家族葬のメリット

まずは、家族葬のメリットから考えてみましょう。

  1. 費用が抑えられる
  2. 手間が少ない
  3. 故人とゆっくりお別れができる
  4. 親族だけが集まって過ごせる
  5. 形式にとらわれない

ひとつひとつ、具体的に説明していきますね。

費用が抑えられる

正直、一番大きなメリットは、金銭面でしょう。

平均200万円と言われる葬儀費用。参列者が少ない家族葬ならば、◎〜◎円くらいまで抑えることができます。

ケチケチする、ということではなく、「無駄なところにお金を使わない」という点で、家族葬を行うメリットがありますね。

手間が少ない

家族葬は、葬儀の準備も参列者も身内のみ。つまり、弔問客(外部の人)への対応、というものがないんですね。

お葬式にたくさんの方がお越しになると、その人たちの対応に時間が取られますし、それなりの準備をしないといけません。

葬儀が終われば、香典返しをする必要もあります。とにかく大変。

家族葬のメリットは、身内だけなので、気を使わず、準備する人=参列者ですので、葬儀の全体的な手間が少なくなります。

楽をしたいから、家族葬、というわけではありません。その理由は次のメリットでご説明します。

故人とゆっくりお別れができる

一般的な葬儀の場合、参列客の対応で、あっという間に葬儀が終わってしまいます。

故人とゆっくり向き合う時間がありません。もちろん、参列客のための葬儀であることは大切です。

ですが、一方で、自分たちのため、親族と故人のための葬儀であるべきではないでしょうか?

家族葬は、親族と故人だけのお葬式です。

故人との思い出を話したり、ひとりひとりが故人と向き合い、思いを馳せたり、故人とゆっくりとお別れができます。

費用や手間が少ないのが家族葬のメリットである一方で、故人と向き合いながら葬儀を進められる、というのも、大きなメリットだと思います。

親族だけが集まって過ごせる

これは、私が実際に家族葬に参列したときに感じたメリットです。

お正月に親族が集まる、という習慣が少なくなってきました。親族の結婚式でも全員が集まるとは限りません。

祖母が亡くなったときに、久しぶりに親族が一堂に会しました。10年以上ぶりに会った親戚もいます。家族葬だったので、ゆっくりと親族同士で話すことができたんですよね。

お互いの近況報告や、祖母についての思い出話。話が尽きませんでした。私にとって、親戚一同で話すいいきっかけだったと思います。

祖母の葬儀を機に、親戚が集まる機会も増えましたしね。

形式にとらわれない

家族葬は、参列者が親しい人だけですので、葬儀の形式もある程度自由にできます。外部の人が多いと、そうはいきませんね。

故人が好きだったことや、希望を踏まえて、お葬式のスタイルを作ることができるのは、ひとつのメリットと言えるでしょう。

花が好き故人に向けて、花葬儀、というのも、最近は増えつつありますね。

家族葬のデメリット

家族葬のデメリットは、主に以下の3点だと思います。

  1. 親族の理解
  2. ご近所の理解
  3. 後日の弔問客の対応

家族葬のデメリットは、「周囲の理解」の1点が、最大のデメリットだと言って過言ではありません。

逆にいえば、周囲の理解が得られるならば、特に問題がない、ということです。

親族の理解

まずは、葬儀に参列する親族。親族のなかには、お葬式といえば、一般的な葬儀をイメージしている人もいらっしゃると思います。

そこで、家族葬への理解が得られるかどうか。上記で書いた家族葬のメリットと、故人の意思だったと説明すれば、きっと理解してくれるはずです。ちゃんと説明する時間を作ったほうがいいケースがあります。

ご近所の理解

都心に比べ、地方がご近所付き合いがありますね。お葬式は、お互い手伝って行う、という慣習が残っているところもあります。私の実家もそうです。

ですので、身内だけで葬儀を済ます家族葬は、少し違和感を感じる人がいるかもしれません。

「故人の意思」で家族葬を行った、と伝えることが大切でしょう。

親族・ご近所への理解、というのが家族葬のデメリットと書きましたが、家族葬のデメリットというより、あらかじめ気をつけておくべき注意点といった方がしっくりくるかもしれませんね。

後日の弔問客の対応

家族葬で葬儀を執り行うと、外部の人は、故人とお別れができません。後日、弔問したいと考える人も多いです。しばらくはその対応に追われることがあると思います。

家族葬のデメリットではありますが、デメリットと考えずに、必要なことだと思って、あらかじめ対応を考えておくことが大切です。弔問客が来てくださるのは、ありがたいことですしね。

家族葬のデメリットの整理

デメリットをまとめると、「親族と近所の理解が得られそう」で「後日の対応も大丈夫」だとあらかじめ考えられるなら、家族葬を行なっても問題ない、ということになります。

特に親戚への理解が、一番のキーになりますので、もしかしたら、どこかのタイミングで一度、話してみてもいいのかもしれません。

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