家族葬と密葬の違い
「家族葬」と「密葬」は、似ているように見えますが、少し違います。家族葬と密葬の違いついて簡単にご説明したいと思います。最初に結論から書いてしまうと、密葬には「本葬」があって、家族葬には「本葬」がありません。
そもそも「密葬」とは？
まずは、密葬について整理してみましょう。密葬がわかれば、家族葬と密葬は何が違うのかが、見えてきます。
密葬とは、いろいろな理由から、後日に行う本葬の前に、葬儀を行う必要があり、そのために行う葬儀のことです。
様々な理由というのは、たとえば、
- 有名人・芸能人亡くなる
- 社葬が後日行われる
- 年末年始の葬儀
といったものです。
つまり、「密葬」とは、まず、身内で葬儀を行い、その後、きちんと準備して「本葬」を行うというケースです。
著名人であれば、参列者も多いですし、芸能人ならマスコミもかけつけます。そうなると、すぐに準備できないかもしれません。そのとき、まずは「密葬」を行い、次に対外向けに「本葬」を行う、というのがイメージしやすいと思います。
経営者など、社外に関係者が多い「社葬」でも同様ですね。
「家族葬」との違い
一方、「家族葬」は、親族や親しい人だけに絞ったお葬式のことです。家族葬のあとに、「本葬」を行うということがありません。家族葬＝本葬、となります。
以前は、家族葬と密葬が同じ扱いになっていたこともあります。「家族葬（密葬）」というような記述だったり。ですが、最近では、「家族葬」と「密葬」の違いが明確に分けられて使われるようになっています。
家族葬は、身内だけ集めて故人とゆっくりとお別れをし、費用も抑えめ、というのが特徴です。「密葬」というネーミングにされてしまうと、本来の家族葬とは違ったイメージを持たれてしまうかもしれません。
家族葬と密葬の違いを理解すれば、周りにも説明しやすいですよね。
家族葬は、事前に葬儀会社や相場を知っておくと便利です。
複数の葬儀会社へ資料請求してみましょう。簡単です。
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