エンディングノートを書くタイミングはいつ?
エンディングノートは、元気なうちに書いておきたいものです。では、いつ書くのがいいのでしょうか。いくつかのタイミングがあります。エンディングノートは、いつでも書き直せますので、定期的に見直すのがオススメです。
いつでも書けるなら、いつ書くべきか
元気なときの方が、冷静に自分の最期について考えられると思います。できれば、思い立ったタイミングで書いてしまうのが一番。いつ何があるかわかりませんからね。
とはいえ、なかなかエンディングノートを書き出すタイミングがないものです。内容が内容だけに、腰が重くなります。ですので、「このタイミングで書こう」とあらかじめ考えておくといいかもしれません。
ではいつがいいのでしょうか。
誕生日
おそらく最も書きやすいのは誕生日でしょう。毎年必ずやってきますので、次の誕生日で書いて、翌年の誕生日前後でまた見直してみる、ということができます。
年齢が若ければ、40歳、50歳、という風に、何か節目の誕生日でもいいかもしれません。
お正月・記念日
定期的に見直すのであれば、お正月や結婚記念日といったタイミングもオススメです。若いうちは、具体的な葬儀のkとだけではなく、自分の人生どのように終わるといいのか、という振り返りにしてもいいと思います。
お盆・お彼岸
お墓参りをするときや、先祖について考えるときは、自分の死について向き合いやすいタイミングでもあります。自分の葬儀がどのような形がいいのか、そのときに何を伝えたいのか、考えてみるきっかけになりますね。
定年退職のタイミング
人生後半で、ひとつの区切りとなるのが、定年退職でしょう。本人、もしくはパートナーが定年退職し、いわゆる老後となる時期が大きな節目となります。
リタイア後の生活をどうするのか考えるタイミングで、同時に最期のことを考えてみてはいかがでしょうか。
子どもの独立・自立
定年退職と似ていますが、子どもが結婚をし自立し始めると、久しぶりに夫婦ふたりの生活に戻りますね。そのときであれば、エンディングノートを書きやすいと思います。
いつでもいいと思うと書けない
エンディングノートの項目を見ていると、筆が進まないものです。とはいえ、「いつでも書ける」と思うと、先延ばしになってしまいますからね。
「とりえあず、今書いてみる」か「どこかのタイミングで書いてみる」としておくことをオススメします。