桜塚やっくん家族葬 - 芸能人の家族葬
2013年10月5日、お笑い芸人の桜塚やっくんが交通事故に遭い、亡くなりました。今回、桜塚やっくんの葬儀は、「家族葬」で執り行われました。7日通夜、9日告別式です。
芸能人の葬儀における「家族葬」の役割
芸能人の葬儀における「家族葬」の役割
桜塚やっくんの悲報はあまりにも唐突でショックでした。当然、家族・親族の方々にとっても急なことで、あまりにもショックの出来事だったのでしょう。
今回、遺族は、一般の方の参列及びメディア関係者の参列をお断りさせていただきたい」と、家族葬の形で、葬儀を執り行います。
芸能人・有名人の葬儀となると、多くの方が駆けつけ、告別式は大規模なものになることも多々あります。
しかし、その一方で、取材攻勢や大勢の参列者による混乱など、遺族にとっては、大変な状況なケースもあります。
家族は、場所や日時を伝えなかったにも関わらず、結局、斉場の前にはメディアが集まる状況になりました。斉場の中までは、当然入れなかったものの、「親族だけでそっと葬儀を執り行いたい」という家族葬本来の主旨からは、少しずれた形になってしまったのかもしれません。
芸能人・有名人だからこそ、「家族葬」で静かに葬儀を行いたい、という希望が強いのでしょう。突然の悲報の場合、一般の方でさえ、遺族は疲れきってしまいます。さらに、芸能人・有名人の場合、マスコミの取材が一気に来ることになるので、遺族にとっては、非常に厳しいものでしょう。
桜塚やっくんの家族葬は、そんな状況を表すものだったのではないでしょうか。
桜塚やっくんの所属していたバンドのサイトにも、「今はどうかご家族のお気持ちを大切にし、静かにお見送りさせてあげてください。決して足を運ぶことのないよう、心からお願い申し上げます」とコメントが書いてありました。
芸能人・有名人だからこそ、家族葬の重要性があるのかもしれません。